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2006年10月22日

「掲載禁止」の面白さ 「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」(2006年、日本)

この映画の試写を見終わって、1枚の紙が配られた。紙には「ご掲載禁止事項」がずらりと18ワードも個条書き。ええ? 書いちゃいけないことがこんなにたくさんあるの?

 と、いうわけで今回のシネパラ、ほとんど作品内容についての記述が出来ません! とにかくそれだけ「ばらしたら怒られる」面白ネタにあふれた作品だと言うことを察して下さいませ。

 高校の頃(ころ)からずっと一緒だったキャッツアイの5人。けれど、リーダーぶっさんが死んでから3年、それぞれの道へと進み、疎遠になるメンバーたち。きちんとぶっさんに「バイバイ」を言えなかったことを、心の中で後悔しながら。そんなある日、ぶっさんの声が天から聞こえてくる。

 今まであえて真っ正面から語られなかった「死と別れ」のテーマをきちんと描いていて、ただのコメディタッチに終わらない、爽(さわ)やかな切なさの残る映画に仕上がっている。

 テレビドラマから始まった「木更津キャッツアイ」シリーズも、2本目の映画化である今作でついに完結。観客としても、きちんとぶっさんたちに「バイバイ」をいうため、是非、見ましょう。
(非・売れ線系ビーナス 田坂哲郎)
▽28日からシネ・リーブル博多駅などで上映予定。
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